2012/12/02

れ続ける理由 一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法


title:売れ続ける理由 一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法
author:佐藤啓二
publish:ダイヤモンド社

大企業がこんなにも売上・利益不振になっているのだから
小さな会社はどうなんだろう
ニッチな市場でコツコツがんばる?
大きな企業が大変なんだから小さな企業が大変なんて当たり前?

消費が足細りになっていて、スーパーやコンビニも苦戦
PBでコストを抑えて安価を提供、数で稼ぐ
そんなのは小さな企業ではできない
だったらどうすればいいんだろう。。。。

「さいち」という仙台にある家族経営のスーパーが参考になる
競合は大企業や同業者ではなく、家庭の味
地元の給料などが上がらない限り、原料コストが高騰しても販売金はキープ
家庭では、添加物などを使わない。だから、無添加・手作りを徹底している

だからって、声高に「無添加」なんても叫ばないし、「無農薬」とも謳わない
そこにこだわっているわけではないから
不作のときに農薬を使うことはあるかもしれない
その判断は、信頼しているプロの農家に任せる

信頼関係で成り立つ、対顧客、対パートナーとの関わり
「エコ」「無農薬」というキーワードを売るのではなく
顧客が求めるお惣菜を愚直に続けていく
どこに芯を立てるのか
その部分で小さな会社が生き残れるかどうかが分かってくるのかな。
と考えた本