2012/08/05

Olympic Swimming Medley Relay final


本当にやってくれました!!!
日本チーム 女子銅メダル、男子銀メダル



もう笑顔がキレイすぎる
男女とも
個人記録としてずば抜けた記録を持っているわけでもなく
全体のリレー記録としてもランクが高いわけでもない
それでもこうやってメダリストになった理由は
入江選手が何度か口にした「27人のリレー」という言葉に集約されていると思う

誰ひとりとして欠けることなくチームで戦う

個人戦のイメージが強く、実際個人戦ではあるけれど
一緒に苦楽を共にして練習してきた仲間や応援する仲間
この信頼関係が「自分のためでなく、仲間のためにも!」と自分の力を最大限に発揮するんだろう
ラグビーでいうONE FOR ALL, ALL FOR ONE

女子メドレーリレー

銅メダリストの寺川選手が2位を固く守り
銅メダリストの鈴木選手が維持
今回結果を残せていない加藤選手がなんとかねばり
最後、ハラハラドキドキでラスト50mで上野選手がねばり勝ち!!

結果が分かった瞬間のあの飛び抜けるような笑顔
日本新記録を出してのフィニッシュでした
本当に、最高!



そして、男子メドレーリレー

入江選手は、ラストに強いけれど本当に最初の50mは怖かった
それでもラストの巻き返しで堂々の2位
北島選手は、ライバルアメリカのハンセン選手に
浮かび上がってからすぐに並んで、抜いた!
その瞬間、鳥肌が出て、涙が浮かんだんだ
銅メダリストのキャプテン松田選手は
強敵マイケルフェルプスから50m以上は首位を守り、最終的に2位でバトンを渡す
最後に一番接戦が予想されていた藤井選手
なんとか最後に逃げ切り2位


決まった瞬間のガッツポーズ
お互いに手を取り合い、ハグを交わす
そして入江選手は涙がうっすらと浮かぶ
この戦いに賭けてきた想いが込み上がるんだろう

伝説を残すインタビューも健在

北島選手 「もうほんとみんなのおかげです。自分の役割きちんとこなして、たけしにつなぎたいなと思っていたので、うれしいです」

松田選手  「康介さんにはいってなかったんですけど、部屋の3人で「康介さんをてぶらで帰らせるわけにはいかないぞ」と話していたし、27人全員でとったメダルだと思います」


北島選手!自分の役割をこなしてなんて。。。
個人の記録よりも早いタイムをたたき出して
チームをさらに勢いずかせてリードを広げたじゃないですか!
がっしりと結果を出してくれる先輩がいてこそのチームジャパンです

松田選手!康介さんには言ってないんですけど、、って。
この言葉でチームの絆、北島選手への尊敬と感謝の気持ち、
今後競泳界を背負う後輩の責任がうかがえる



個人的には、このアメリカvs日本のリレーは個人戦のリベンジだと思ってた
対決相手がそのまま個人戦で負けた相手だったから
それぞれのラップタイムは次のとおり

個人戦の結果

<背泳ぎ 100m>
1位 マシュー・グレイバーズ(アメリカ)52.16
3位 入江陵介(日本)52.97

<平泳ぎ 100m>
3位 ブレンダン・ハンセン(アメリカ)59.49
5位 北島康介(日本)59.79

<バタフライ 200m>
2位 マイケル・フェルプス(アメリカ)1:53:01
3位 松田丈志(日本)1:53:21

チーム戦の結果

<背泳ぎ 100m
 マシュー・グレイバーズ(アメリカ)52.58
 入江陵介(日本)52.92

<平泳ぎ 100m
北島康介(日本)58.64
ブレンダン・ハンセン(アメリカ)59.19

<バタフライ 100m
マイケル・フェルプス(アメリカ)50.73
松田丈志(日本)51.20

そして、藤井拓郎は3位のオーストラリア選手よりも1.28遅いタイム
本当にぎりぎりだった
それでも自由形専門じゃないのに世界相手に繰り広げたベストマッチ

メドレータイムで個人を泳いでいたら
北島選手は銀メダルだった
入江選手は同着銀メダルだった
(リレー特有のスタートだから実際の個人記録より早いことが多いけど)
でも「たられば」は関係ない
だってチームの結束力で勝てたんだから
この仲間のために。の気持ちはすごい力を発揮するってことなんだ!

感動をありがとう

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