2012/08/03

sportsmanship


オリンピック2012 ロンドン

一緒に練習をしたことがある仲間が出場するということで
いつもは興味のなかったオリンピックを観戦中
「身近な人」というつながりは人を動かすんだ(マーケティングっぽい、、)

だから夕方6:00と明け方3:30 テレビにクギヅケ
競泳は自分の身体だけで勝負する
そんな直球勝負な競泳を見ていてつくずくスポーツ選手ってスゴイなって思った


・記録のために調整に調整を重ねるからだづくり
・決戦へ向けての意気込みや体調・メンタルの持っていき方
・試合終了後のインタビューの受け答え

選手が学生でも20代でも同い年でも30代でも
この3点において必ず普通の人よりも秀でている


入江陵介選手(22歳)

「ずっと金メダルを夢見てやってきたので、銀メダルという結果では後悔はあるんですけど、いろんな人に支えられ、声をからしてまで応援してくれる仲間がいる中で泳げたことは、最高に幸せです」

「競泳は8日間において、27人で一つのリレーをしているようなものなので、最後の男子リレーの自由形の選手がタッチするまで、27人の選手のリレーは終わらないです。」


〜 男子200m背泳ぎ決勝後インタビュー






華奢な身体をキレイに覆うしなやかな筋肉
脚も細い中にもしなやかな筋肉がついている
太ももの間は開いていて、ふくらはぎもうっすら筋肉がついている
すごく憧れる体型


北島康介選手(29歳)

「悔しいが、諒がメダルをとってくれたので悔いはない。今日僕にできる精いっぱいのレース」
「3連覇というよりも、この4年間は自分に対しての挑戦だった。たくさんの人の応援、ここまでサポートしてくれたすべての人に感謝する。最後までチームに貢献して、メドレーリレーでもメダルをとれるように精いっぱい自分の力を出したい」

〜男子200m平泳ぎ 決勝後インタビュー


ずっと競泳界を牽引し続けた北島康介選手の言葉はズシンと心に響く
悔しくないはずがない!!
けれどチームメイトを思いやる気持ちや先のことを考えるポジティブさ
こういったメンタル面は凄まじい
自分にだけスポットライトを当てたいというナルシスト的意識じゃなくて
オリンピック後の競泳界について考えている俯瞰的目線での発言

スポーツ選手、しかも個人種目の競技で「自己記録」はプライドにつながる
メダルはもちろん、誰かに負けたとなるとプライドが傷つくものだと思う

北島選手は常日頃から、後輩たちに自分の背中を見せ
自ら後輩に声をかけ、時には勇気づけ、冗談を言い合い、かわいがってきた
そんな今までの行動がこの言葉に現れているよなぁ。。。

松田選手や入江選手のようにインタビュー慣れしていない選手は
やっぱり自分のことだけを話す選手もまだいる
もちろんそれが普通だと思う!
世間一般の人が会社でインタビューを受ける機会があれば
きっと自分のことだけを話すと思う
だから、本当にオリンピック経験者や先輩たちは精神的に発達していると思う


わたしは背泳ぎ選手をしてきたから
特に入江選手や寺川選手には「スゴイ1」という羨望のまなざしを向ける

それでも一番興奮して、楽しみで、勝ってほしいと思うのが
メドレーリレー
唯一、チームが一丸となって戦う種目




本当にがんばってほしいな

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