2012/01/01

book // ずっとやりたかったことを、やりなさい。

title:ずっとやりたかったことを、やりなさい。
autor:ジュリア・キャメロン
publish:サンマーク出版

12週間のステップで内なるアーティストを育てる
必要なのは 自分を見つめ直す心

「モーニング・ページ」
ピュアな心の地図
毎日朝、思いきままに思ったことを3ページ分書きつらねる

「アーティスト・デート」
アーティストとの冒険
週1回2時間ほどのかたまった時間で自分とアートの二人デートをする

この2つを続けることで
心の中にいる
今まで怖くて外に出れなかった
アーティストチャイルドが顔を出す

この子に「何がしたい?」「何を思ってる?」と問いかけていくこと
そんなアーティストチャイルドを受け入れ愛すること
か弱いアーティストチャイルドの親として肯定してあげること

それ以外にも1週間ごとのステップがある
例えば「自分を苦しめてたモンスターは?」
「あと5回人生を過ごせるなら何になりたい?」とか
そういうのにそれぞえれ答えていく

1週間のところを3日ぐらいで自分と向き合い
早ければ2日とか1日にして
できるだけ1月中に
アーティストが何をしたいか知りたいな

「あなたの検閲官が繰り出す否定的な意見は真実ではない」ただ、そう思えるようには訓練がいる。毎朝、ベッドから出て、まっすぐモーニング・ページに向かうことによって、あなたは検閲を逃れる方法を学ぶのだ。※検閲官とは、自分自身を容赦なく批判する批評家。(p.27)

モーニング・ページは私たちの内的世界の地図を描き出す。地図がなければ、私たちの夢は未開の地にとどまっているかもしれない。(p.29)

アーティスト・デートとは、あなた自身の創造的な心(内部のアーティスト)を育むために特別に確保される、週2時間ほどの時間のかたまりである。(p.33)

あなたの中のアーティスト・チャイルドとふたりきりで時を過ごすのは、自分を養うために欠かせない。(p.34)

アーティスト脳を活発に働かせるには、言葉だけではだめで、視覚、聴覚、味覚、触覚といった感覚に訴える魔法を活用しなければならない。魔法こそ、アートの基本的な武器なのだ。できるだけ自分にとって興味のあることや、関心を抱けるものを探求してもらいたい。(p.36)

宇宙は価値あるプランにこたえてくれる。楽しい発展性のあるプランにはとくにそうだ。私は、楽しいプランを立てて、それを実現する手段を与えられなかったことはほとんどない。ただし、手段の前に目的がくることを覚えておこう。まず、何をするかを選ぶ。そうすれば、ふつうどうすればいいかはひとりでに見えてくる。(p.88)

宇宙は惜しみなく手を貸してくれる。にもかかわらず、私たちはなかなか受け入れようとせず、その手をはねのけてしまう。人はみな「失敗するのが怖い」と言うが、本当に恐れているのは、「成功するかもしれない」ということである。(p.89)

私たちが耳を傾けるようになればなるほど、アーティスト・チャイルドは安心し、少しずつ大きな声で語り始める。最悪の日ですら、小さな肯定的な声が「あなたにはまだできるよ」とか「やってみたら、きっと楽しいわ」とささやいてくれる。(p.126)

創造性の回復は、川を見出し、その流れを、たとえ速くても受け入れていくプロセスである。創造性の回復が進むと、自分でも驚くほど、いろにろな機会にNOと言わずに、イェSと言えるようになる。(p.126)

善人の罠クイズ
次の質問は自分のために生きているか。他人のために生きているかを推し量る試金石になる。
◎あなたの人生でもっとも欠けているものはなんですか?
◎あなたの人生でもっともうれしいことはなんですか?
◎あなたがもっとも時間をかけて打ち込んでいるこはなんですか?
◎仕事の心配をせずに遊ぶ事はできますか?
◎あなたはどんなときに積みの意識を感じますか?
◎好きなだけ怒っていいとしたら、どんなことに怒りを感じますか?

私たちは何かをひねり出すことがアートだと考えるが、実はそうではない。グアクに、すでにあるものに触れ、それを原稿用紙や大理石といった素材に「降ろす」のがアートという行為なのだ。(p.155)

私たちは何かをするのではなく、受け取るのだ。実際に手を下しているのは自分以外の人や物である。そんなとき、私たちは聞く事に専念する。(p.154)

アートとは、心の中の創造の源にチューニングを合わせて、そこで聞いたものを「降ろす」行為である。(p.154)

脚本の書き方を教えるとき、私は生徒たちに、彼らの映画がすでに完全な形で存在していることを思い出させる。それを聞き、心の目で見、書き起こすことが彼らの役目なのだ。(p.155)

創造性を阻まれているアーティストは、無謀にも自分が成功することを期待し、他人からその成功を認めてもらいたいと思う。この沈黙の欲求を持っている限り、多くの事が私たちの手からすりぬけていく。(p.159)

完璧にやる必要がないなら、こんなことをやってみたい、というもののリストを掲げてみよう。(p.159)

リスクを負うこと自体に価値がある。リスクを恐れずに未知のものに立ち向かっていけば、全身に力がみなぎり、新たな挑戦に立ち向かう勇気がわいてくる。そうやって自分の枠を広げていくことが、創造の舞台を広げる原動力になるのだ。(p.160)

嫉妬は常に恐怖を覆い隠す仮面である。自分が欲するものを手に入れられないのではという恐れ、自分に合っていると思いながら怖くて手を伸ばせないものを、他人がやすやすと手に入れていることへのいらだち。そういった感情を覆い隠す仮面なのだ。(p.161)

嫉妬の図エクササイズ
1段目 嫉妬の相手(妹のリビー)
2段目 嫉妬している理由(いい仕事場を持っている)
3段目 あえてリスクを冒してでも嫉妬から抜け出すためにあなたがとれる行動(空いている部屋を修復する)
(p.162)

喪失に見舞われたとき、「次に何が必要か」と自問すれば、かならず前進した。失ったものに執着すると、決まって行き詰まった。仕事でつらい目にあったときに回復する鍵は、前向きの気持ちと賢い選択である。(p.177)

なんらかの喪失に見舞われたら、内なるアーティストを支えてやるために即座に行動を起こそう。チューリップの花束や一冊のスケッチブックを買うだけでもいい。行動は「私はきみの痛みがわかっている。私が生きがいのある未来を約束してやろう」と語りかける。(p.178)

プロセスに焦点を当てると、私たちのクリエイティブな生活はワクワクした感覚に満たされるが、生みだされたものだけに焦点を当てると、いつも結果を気にして、落ち込むことが多くなる。(p.181)

長期間、創作活動に打ち込むために必要なのは、熱意である。子どもたちの秘密の冒険に近いものである。はたから見れば厳しい試練のように見えても、実際には、内なるアーティストとの楽しいデートなのだ。「朝6時に会おうよ!それから2人で、例の台本(絵、彫刻)をもとに、作戦を練るんだ」(p.197)

あなたの中の創造性豊かな子どもは、ふくれ面もするし、かんしゃくも起こす。ねたみも抱くし、いわれのない恐れももっている。ほとんどの子どもたちと同じように、暗闇やお化けを怖がり、安全だとわかっている冒険にしか手を出さない。そんな内なるアーティストに、出てきて遊んでも大丈夫だと信じさせられるかどうかはあなたの力量にかかっている。(p.204)

自分の習慣を1つ見直してみよう。やめると想像しただけで、怒りたくなるものはなんだろう。もしあれば、それがあなたを最も大きく脱せんさせてきたものだと思っても差し支えない。じっくりそれを見つめてみよう。自分のためにならないものは、自分がいちばんよく知っているはずだ。(p.211)

名声(認められたいという願望)にとらわれると、絶え間ない欠乏感につきまとわれることになる。「もっと」という願望が、絶えず私たちをせっつき、何をしてもまだ足りないという気分にさせる。有名人のエピソード満載のページを読んで、自分の人生がみじめで価値のないものと思えたなら、名声欲にとらわれてる証拠だと思っていい。(p.220)

名声の麻薬に汚されているなら、自分を大切にすることによって解毒する必要がある。自分に精一杯やさしくして、自分を好きになるように行動をとってみるのだ。「あなたは実によくやっているわ」と書いたハガキを自分宛に送ってもいいだろう。(p.220)

創造に携わる者が焦点を当てなければならないのは、今、何が流行しているかではなく、自分の内面が何を語りたがっているかである。作品が時代に先行していようがいまいが、注目さえるときはされるのだ。(p.222)

優劣にこだわれば、アーティストでありたいという純粋な気持ちはかき消され、私たちは自分を除外したところで防衛ごっこをするようになるだろう。そして、他人の目を基準にして、自分自身の創造性を推し量るようにるのだ。(p.222)

私たちが作品を見て感動するのは、それが自分自身の経験に何かに触れ、共鳴を引き起こすからに他ならない。(p.223)

羽が生えたばかりの作品によしあしをあまり早く決めつけないでもらいたい。エゴはいやがるかもしれないが、下手でもどんどん積極的に絵を描いたり、文章を書いたりしてみよう。それで思わぬ発見をしたり、自分の方向性が見えてきてりする。(p.224)

物事をあるがままに受け入れる勇気を養うには、まず、自分の目や耳を信じることが必要だろう。次に、心の中でささやく導きの声に逆らわないこと。その声は、私たちの進むべき道を示唆してくれる。(p.244)

モーニング・ページはひとつの無邪気なアートだといっていいかもしれない。私たちは、いたずら書きと同じように、あてもなくただ書き続ける。そうしていると、アイデアがゆっくりとカタチをなしていく。(p.245)

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