2012/03/02

減らす技術


title:減らす技術
author:レオ・バダーボ
publish:ディスカバー

よく効率的に仕事をする方法とかあるけれど
そもそもその仕事は多すぎやしないかい?という人のための本
つまり 大切な仕事を見極めて実行する本

私はどちらかというとプライベートに対して実行したい
毎年、今年の目標を立てるけれど
目標を達成したことはないんじゃないかな
それが理想が高すぎるのか、欲張りすぎなのか、望んでいないのかは不明

今の自分はとっても好きだけど、、、、を前提として
もっとこうしてみたいな、あれもしたいなという希望を実現したい!

本当に自分がしたいと望む事を1点集中で習慣化しちゃおう!

朝早く起きてヨガをして1日を気持ちよく始めること
おなかをぺたんこにして、太ももから隙間が見えて、服をキレイに着こなせること
透明感のある素肌でソバカスを活かしたメイクアップができること
写真、絵、スクラップなどなどセンスや感性を存分に発揮できること

★気持ちよい朝を迎える★
イメージ:SHIHOさん
サブ・タスク:7時に起きてヨガ+メディテーション
トリガー:目覚まし時計+カーテンをあける

★服をキレイに着こなせること★
イメージ:8月にビキニで海岸を歩く
サブ・タスク:1ヶ月に1.5kgへらす
1週間タスク:カーヴィー・ダンスを週5回する
トリガー:パソコンをつける 



人生をシンプルで生産的にする原則
1、 制限する・・・・何事も制限しよう。制限することで、「本質に迫ること」を厳選することができる
2、 本質に迫ることだけを選ぶ・・・時間とエネルギーを最大限活用し、小さな元手で大きなインパクトを生み出せる
3、 シンプルにする・・・本質に迫るには、NOという事も欠かせない
4、 集中する・・・今、シングルタスクに集中する
5、 習慣化する
6、 小さくはじめる
(p.28)

インパクトさを見極める効果的な方法
1、 リストを検討する・・・長い目で見て一番インパクトのある取り組みを見極める
「これには、今週や今月だけで終わらない長期的なインパクトがあるだろうか?」
「自分のキャルアや人生をどう変えてくれるだろうか?」
「人生の目標や夢に向かって前進させてくれるだろうか?」
「その目標は、そもそもどれだけ重要だろうか?」
2、 ゴールから考える
「この1年で達成したいと心から思うことは何か?」を考え、そのゴールを基点にしてやることを選ぶ。実行するたびに「自分は着実にゴールに向かっているのだ」と実感できる
(p.3031)

買い物に迷ったときに有効な手がかりとなる質問がある。
「あなたにとってそれは本当に必要だろうか?ただ欲しいだけだろうか?」
大切なことさえはっきりすれば、「ただ欲しいだけのもの」はリストから外していける。なにしろ大切ではないのだから。(p.49)

年に1つか2つのゴールに集中しよう。重要度が低いゴール(好きではなく、大切でもなくて、短期的で小さなインパクトで、ただ欲しいもので、本質に迫ることではないこと)には、あとで取りかかればいい。(p.52)

散らかったデスクや家は、「必要なもの」か「欲しいもの」かの質問でいらないものを削り、見直しを繰り返そう。ガラクタが少しずつ減っていって、最後には本当に必要なもの、あなたが心から好きで実際に使っているものだけが残る。(p.53)

シングルタスクのやり方
1、 朝一番にもっとも重要なタスク(MIT:most important task)を片付ける・・・MITが終わるまで、他のものはいっさい手をつけない。ごほうびにほんの少し休憩をとって、次のMITに。午前中に2つか、3つを達成できれば、午後からの時間はおまけをもらったようなものだ。
2、 集中のジャマになるものは取り除く
3、 気が散ったらゆっくり深呼吸して集中しなおす・・・まずいったん手を止めて、ゆっくりと深呼吸。もう一度集中し直して、目の前のタスクにもどろう。
4、 割り込んできた仕事は、とりあえず棚上げする
5、 タスクを達成したら、スケジュールを見直す
6、 中断するときは、すぐに再開できるようにしておく
7、 リラックスして楽しむ
(p.6264)

新たな習慣を身につけるのに極めて効果的な方法
1、 チャレンジする習慣をひとつだけ選ぶ・・・1ヶ月にひとつの習慣
2、 計画を書き出す・・・ゴールのほかに、「引き金(トリガー)」も忘れずに書く。トリガーとは、「行動を誘うきっかけ」になるもの。 例)ゴール:毎日エクササイズする トリガー:歯を磨いたらエクササイズを開始する
3、 ゴールを公表する
4、 毎日の成果を報告する
5、 身に付いたことを祝おう!
(p.70)

ワン・ゴール方式のやり方
1、 ワン・ビッグ・ゴールを選ぶ・・・この先2、3年で達成したいゴールをリストアップ。1020挙っても、ひとつに選ぶ。心から達成したと思えるものを選ぶ。
2、 ワン・ゴールを選ぶ・・・できれば半年か1年で達成できそうなゴールを選ぶ。それを超えると集中力を保ち続けるのが難しい上、道のりの遠さに圧倒されてしまう。
2、3年で達成したいゴールを半年か1年にブレイクダウンしていくのがいいと思うので、1の名前にビッグをつけてみた。
3、 サブ・ゴールにブレイクダウンする・・・ワン・ゴールの中の小さな「サブ・ゴール」は、1〜2ヶ月で達成できそうなものを設定
4、 週間ゴールを決める・・・サブ・ゴール達成に向けて
5、 今日取り組むタスクを決める・・・サブ・ゴール達成のための「1日1タスク」を決める。この1タスクが、その日の「MIT」になる。必ず1日のはじめに手をつけよう。
(p.8587)

大雑把な基準として、達成に1日以上かかることなら、プロジェクトの候補になる。(p.89)

シンプル・プロジェクト・リストは3つだけ。この3つが達成するまで二次リスト(ネクスト・バッターズ・サークルで待機中の身)には、手をつけない。(p.90)

現実には、どんなプロジェクトにも必ず「待ち時間」がある。情報や返事を待ったり、人がタスクを終えるのを待ったり、メーカーやクライアントの都合で待たされたり、こうした待ち時間の間は進行がとまってしまう。ひとつのプロジェクトで1時間や1日、あるいは数日の待ち時間が発生したら、その間は別のプロジェクトを手がける。(マルチ・プロジェクト)(p.9091)

マルチ・プロジェクトでは、1プロジェクトの達成にかかる期間は、1ヶ月以内が理想だ。1〜2週間ならなおいい。(p.92)

どんなプロジェクトでも、理想の結果をイメージして書き留めたあとは、まずその理想を実現するために必要なタスクをリストアップする。リストができたら、その中から最初にとりかかるべきものを選んで、達成に全力を注ぐ。それが終わったら、次のタスクへ、終わったらまた次ぐへ・・・と最後のタスクまで続けよう。(p.93)

しっかりと線路の上を走り続けるには、週に1度のプロジェクトの進行状況見直して、どれだけ達成に近づいているか、あとは何をすべきかを確認しよう。(p.94)

MITへの取り組み方
朝一番に選ぶ
3つだけ選ぶ
最低ひとつの人生のゴール(あるいはトッププロジェクト≒マルチ・プロジェクト)に関するものを選ぶ
毎日MITが最優先。ほかのことに手を出す前にとりかかる
シングルタスクを忘れずに。一度にひとつのMITに集中しよう
(p.101)

まずMITをきちんと達成してから、そのあと電話なら電話。メールならメールの時間をまとめてとって一気に処理をする。このバッチ処理なら、「切り替え」を減らせるので、時間の無駄も減って、シンプルなスケジュールになる。(p.110)

メールのチェック数を決めておこう。私なら、「1日に2回」、10時と16時頃をオススメする。朝一番は避けよう。メールの波に溺れてしまう危険大だ。(p.112)

メールを見たくなったら、「ちょっと待てよ」と間を置いてみる。今メールをチェックすることと、ゴールを達成することと、どちらが大切だろう。メールをチェックする代わりに重要なタスクをやり終えること。ワン・ゴールを目指すことに集中しよう。そうすれば、また一歩夢に近づける。(p.120)

togglwww.toggl.com/)、yaTimer (www.nbdtech.com/yaTimer/)Tick (ww.tickspot.com)などを使えば、インターネットの使用状況をモニタすることができる。(p.130)

仕事に欠かせないサイトはどれだろうか?そのサイトは「いつ」「どのくらいの頻度」で使うだろうか。(p.131)

インターネットが見たくてしかたくなったら(インターネット依存症)、衝動は波のようなもので、やって来ては去っていく。そのひと波を乗り越えればいい。どんな波も2、3分で去っていく。(p.135)

シンプルなファイルシステムをつくる
1、 整理の前に減らす
書類はすべてひとまとめにする
書類の山をチェックする
人に渡す
ファイルする
2、 シンプルなファイルシステムを採用する・・・必要なフォルダを作って、50音順に並べる
3、 すぐファイルする・・・すぐにファイル用の引き出しを開けて、相応のフォルダを選んでファイルしよう。5秒もあればできる。それで終わりだ。いつもその場で片付けよう。
4、 備品はいつもたっぷりと手元に・・・マニラフォルダやラベルはたっぷりと
5、 ファイル作業そのものを減らしていく
(p.139142)

AutoHotkeyというソフトを使えば、必要なサイトやデータを開く操作をあれこれ組み合わせて、ホットキーをひとつですべて実行できるように設定が可能だ。(p.142)

コミットメント(かかわり合い)をコントロールするには、まずどんなコミットメントがあるかをすべてリストアプしよう。(p.150) ※ご近所付き合いや友達、仕事、副業、子ども、地域、家族、趣味、家庭、オンラインなど

リストアップしたら、次のように自問する。
「これは自分の人生に価値を与えてくれるか?」
「自分にとっていったいどれほど重要なものだろうか?」
「自分の人生の価値観や優先事項と合っているだろか?」
「これをやめたら人生はどう変わるだろうか?」
「人生の目標や夢へ一歩でも近づけているだろうか?」
検討が終わったら、「ショート・リスト」を作ろう。これはあなたにとって一番重要なことを4〜5
つだけリストアップしたリストだ。いつも夢中になってやれること。自分にとってこれは重要だと思うことは何だろう。最初にリストアップした内容と見比べて、当てはまるものと当てはまらないものを見極めよう。(p.150)

あなたが心からやっていたいこと、貴重な時間を使ってでもやりたい、「これをやっていると楽しくて仕方がない」ということのリストを作ろう。できれば4〜5つに絞ること(ショート・リスト)。ショート・リスト以外のものはできるだけプライベートな時間から削ぎ落とそう。開いた時間には、ショート・リストに当てはまることをしょう。(p.159160)

自分が熱くなれることをするための時間を作るには、それよりも優先順位の低いものを減らす。そうすれば、ショート・リストに専念し、自分が生きたい人生を生きられる。(p.161)

他のことを考えながらやるのはやめよう。一瞬一瞬を大切に生きる。※ゆっくりと今をかみしめること。(p.164)

心を落ち着かせる朝ルーチン、リラックスして明日に備える「夜ルーチン」をオススメする。(p.166)

第1週は、7日間に3回だけ。1回のエクササイズには、時間の余裕を持たせて、30分とっておこう。第2週と第3週は、4回。第4週は5回にする。そこからあとは、週に5日の裵0スを守ろう。体型維持にはそれがベストだ。エクササイズの予定は、「その日一番の大事なアポイント」だと考えよう。それが嗅ぎとなる。何にもジャマさせてはいけない。(p.194)

食事管理
1、 小腹がすいたら食べる・・・「バカ食い」は避けること。そのためにはいつも自分の食欲を自覚して、3、4時間ごろを目安に、小腹がすいたら食べよう。
2、 メニューを少しずつかえる・・・まずは自然食品を使ったヘルシーメニューを。あなたの好物で、かつヘルシーなものを選ぶ。第2週は、これまでより野菜やフルーツの量を増やしてみる。あるいは、炭酸飲料などのジュース類を減らして見る。次の週に入ったら、ヘルシーな食材を自分で調理してみるなど、少しずつ変化をさせていく。
※次の食材をメインに。野菜、フルーツ、精製していないもの(全粒粉のパン、玄米など)、豆やナッツ、低脂肪の乳製品や豆乳製品、低脂肪のタンパク質(脂の少ない牛肉、鶏肉、魚、豆腐などの植物性タンパク質)
3、 ゆっくり食べる
4、 軽くおなかがふくれたところで止める・・・必ず満腹になる手前で止めよう。そこから10分待って、まだ本当におなかがすいているかどうか確認してみるといい。(p.197199)

食習慣にヘルシーな変化をつけていく
新しいレシピを試してみる
会社にヘルシーなランチやおやつを持参する
外食を減らして、料理の回数を増やす
水をたくさん飲む
不健康な食べ物を減らす
(p.201)

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