book // ユダヤ人大富豪の教えⅡ さらに幸せな金持ちになる12のレッスン

title：ユダヤ人大富豪の教えⅡ さらに幸せな金持ちになる12のレッスン

autor：本田健

publish：だいわ文庫

自分の好きなことをビジネスにして

他人にも自分にも愛を持つ

 「過去を受け入れ、未来をしっかりと見つめ、現在を真剣に生きるのだ」

お金から開放されると心から決めた人間だけが、自由になれる。(p.34)

お金からの奴隷解放宣言書

私は、これからの人生で、富める時も、貧しき時も、

その時の経済状態にかかわらず、

自分をお金の奴隷から

解放することをここに宣言する。（署名）

(p.35)

もし、現実が自分の望まないことだらけなら、その現実を変える努力をする代わりに、自分のセルフイメージを変えることに全力を注ぐべきなのだ。そのために、いちばん必要なのは勇気だ。よくわからないものに、飛び込んでいく勇気があるかどうかが、試されるのだ。(p.38)

お金から解放される8つのステップ

１、お金に支配されていることを知ること

２、お金との関係を見極めること

３、お金との過去に向き合うこと

４、お金の知性を身につけること

５、お金の感性を高めること

６、お金との付き合い方を日常レベルで変えること

７、ビジネスと投資をマスターすること

８、お金の意味を知ること

(p.42)

人生にはもっと楽しめることがたくさんあるのに、多くの人間は、川の水（お金）を自分のバケツにたくさん入れることを人生だと勘違いしている。※お金を水と考える。気温が低いと氷になる。冷たい意地悪な世界に住んでいる人は、氷のお金を抱きしめたら体が冷たくなって凍傷してしまう。温かな世界では、氷より扱いやすいがつかみにくい。(p.52)

「お金＝感謝」お金を感謝で受け取り、払える人は幸せだ。金持ちは、このありがたみを肌で感じられるから、金持ちになれたんだろう。逆に普通の人ほど、お金をもらうことへの感謝が足りない。(p.59)

お金の３つの機能とは、交換機能、蓄積機能、増殖機能だ。この３つの機能を明確に理解しておかないと、お金について混乱してしまう。(p.62)

信じられないような素晴らしいものが人生でやってきた時は、「受け取ること、受け取ること、受け取ること」と３回言いなさい。(p.71)

好きなことを仕事にするまでの移行期を乗り切るには、最低限の生活費を知る事が、とても大切なのだよ。(p.79)

富を引き寄せる人間になるための４原則・・・お金が寄ってくる人になりなさい。お金を引きつけるような魅力的な人間にさえなれば、お金は無効からやってくるのだ。

１、毎日を充実させて生きる・・・自分の得意なこと、好きなことをやって、自分のエネルギーレベルを高めておくことだ。

２、富を蓄積させる・・・収入の20％ずつを一生涯貯金して、投資に回せば、60歳になった頃には、裕福になっているはずだ。

３、お金の流れを生む

４、つきあう人をすべて味方につける

(p.136)

ハッピーなミリオネアに必要な５つのクロリティ

１、好奇心・・・好奇心は、人生を楽しいものにしてくれる要素だ

２、情熱・・・情熱は、人生を生きる上で、ガソリンのようなものだ

３、愛情・・・接する人の誰をも愛し、自分の仕事を愛する人間は、何をやっても成功をしてしまうものだ

４、友情

５、信じる心

(p.141)

お金は、君の人生を幸せにしてくれる大切な友人と考えてみてごらん。目をつぶって、自分の目の前にお金が人間になって立っていると想像してごらん。そうして、そのにこやかな友人と握手をしてみなさい。それが幸せな金持ちが味わっている感覚なんだよ。(p.144)

美しく儲けるというのは、多くの人を幸せに豊にするということだ。誰がどう見ても、君にそのお金を受け取る権利があるというお金なのだ。(p.145)

稼ぐ力を高めるには、お金の知性が必要だ。大きく分けて８つある。

１、お金の特性を知る

２、お金の得方を知る

３、収入のチャネルを増やす

４、収入を増やす

５、システムをつくる

６、人を豊かにする

７、時代の流れを読む

８、税務・法律に詳しくなる・・・君が専門家になる必要はないが、彼らに何を聞けばいいかは、知っている必要がある。

(p.150〜154)

満足する力を高めるには、お金の感性が必要だ。大きくわけて８つある。

１、受け取ること・・・お金を受けることができる人は、豊かな人なんだ。

２、楽しむこと・・・お金を心から楽しめるようになると、よりお金を引きつける力を持つようになる

３、感謝すること・・・お金を払うとき、自分に余裕があることに対して感謝する。また、相手に、ものやサービスをもたしてくれることに感謝する。

４、喜ばせること・・・自分、家族、友人を喜ばせるために、お金を使えると考える。

５、流れに身を任せること

６、信頼すること・・・自分と周りへの深い信頼がある人だけが、幸せで豊かな人生を実現することができる

７、分かち合うこと

８、癒すこと

(p.154〜158)

たくさん食べて、太ればいいというものではない。自分の体にとって、適量というものがあるんだ。それを超えると良くない。(p.158)

自分の状態を悪いと判断し、嫌わないこと。だらしなくっていいじゃないか。君は、そんなだらしない時期を懐かしく思うだろう。だらしないことができた自分をほめてあげなさい。世の中には、だらしない生活をしようと思っても、できない連中も多いものだから。(p.169)

自分を動かすための５つのテクニック

１、自分がこのままいけば、どうなるかをありありとイメージする・・・成功する人は、セルフフィードバックシステムを持っている。このままいけば自分はどうなるかを正確にイメージができるんだ。来年の君のイメージを目の前に想像して、ガラス板に映画のように映っていると考えてごらん。ハンマーを持ってきて、その目の前の像をこなごなに割ってみてみる。

２、自分のヒーローやヒロインを想像する・・・自分の普段から尊敬する人や憧れている人をイメージする。彼や彼女なら、君のような状態にいたとして、そこからどのように人生を変えていくと思うか。

３、なりたい自分をイメージする、そしてそのプラス面を感じ尽くす・・・ヒーローがやってくれたと同じように、自分もすぐその後ろについていく。途中でうまく行かなくても、自分のヒーローが助けてくれるだろう。それができるようになったら、自分がこうなりたいと思う来年の姿を想像してごらん。どんな洋服を着て、どんな場所で、何をやっていれば君はハッピーかい？そのイメージをかみしめたら、そのイメージが小さくなって、自分のハートのところに吸い込まれるのをイメージしてみる。

４、変わるためのあらゆる方策を考える・・・クリエイティブになって突拍子もないアイデアでも何でもノートに書いてみる

５、今すぐできる行動リストをつくる・・・アイデアがたまったら組み合わせて、行動リストをつくる。できるだけ、すぐできることを１０個選び出し、リストを明確にする。このリストを情熱的にこなしていくと、君の人生に奇跡が起こるだろう。

(p.172〜176)

ミリオネアの６つの習慣

１、余分に払う・・・彼らは単なる一従業員の頃から、求められる仕事以上の働きをすることを癖にしてきている。彼らは、客が期待すうことを遥かに上回る仕事をして、驚かせるのだ。その差額の分が彼らを成功させるのだ。君もごちそうをしてもらったり、いい情報をもらったりしたら、その人にお礼をしたり、恩返しをしたりしたいとおもうだろう？

２、金持ちを付き合う

３、ベストを求める・・・自分の身の回りにおくもの。触れるもの、人も含めてベストなものを求めるということだ。他人がどう思うかではなく、自分が幸せになれるかどうかを基準にすること。たえずベストを求めると聞くと、まじめで面白みがないと思うかもしれない。毎日何時間も練習したりするのは、外から見れば苦行のようだ。しかし、彼らにとっては、自分の才能をどこまで磨けるかというゲームのようなものだ。そのゲームにとことんハマっているのが天才たちと言えるだろう。

４、義務や役割をこなしながらも、好きなこと、楽しいことをする・・・幸せに成功している人は、何かをやるとき、それを自分がやりたいかどうかで判断するんだ。好きなことや自分が楽しめることをやれば、その分成功する可能性もぐんと高くなる。やりたくないことも、それは与えられた仕事として、100％の力を注ぐ。それを楽しもうと決めてとことんやり遂げる。

５、長期的なビジョンを持つ・・・今の生活や習慣が、将来の自分をつくることを体感する。だから、長い目で見て、今の習慣を変えようと努力する。

６、自分でなくてもできることは他人に任せる・・・自分のいちばん得意で好きなこと以外は他に人にやってもらう。何かを任せるときに、いちばんそれを楽しんでやれる人を見つければいいのだ。

(p.176〜184)

ミリオネアになるための５つの銀行口座

１、ミリオネア口座・・・君が一生引き出してはいけない口座。金持ちにとっては、銀行はずっとお金を寝かせておける場所なのだ。だから、これからの臨時収入が入ったりすると、その一部をこの口座に入金するのだ。

２、日常口座

３、自己投資口座・・・自分の将来に必要な書籍、セミナーに使う分。臨時収入があれば、ここに言っての割合てお金を入れるようにする。

４、プレゼント口座・・・その月の予算に応じてプレゼントすればいい。この口座を所有していることは、君の豊かさの源泉だ。

５、投資口座

(p.184〜188)

美学を伴うビジネスは６つの条件を満たす

１、人を喜ばせる

２、多くの人を巻き込む・・・一つ一つの商いは少なくても、それが積み上がるようなビジネスをしなければいけない。

３、お金の流れを生む・・・大切なのは売上ではない。キャッシュフローだ。

４、関わる全員がハッピーになるような仕組みをつくる

５、リピートができる可能性を持つ

６、感動、感謝、癒しが起こる・・・予想外のびっくりが感動につながる。自分が感動して、すべての情熱を注げるようなビジネスを選ばなければいけない。単ある仕事だなんていうことをやっていたら、自分もワクワクしてないし、感動しないだろう。

(p.190〜194)

うまくいかないのは失敗ではない。うまくいかない方法を発見しただけだ。(p.199)

「人を喜ばせるだけでは、単なるボランディアだ」(p.200)

投資家として成功するためには、ビジネスの知識が不可欠だ。だから、先ずビジネスをマスターすることに専念しなさい。(p.204)

心配とは、未来や他人への呪いでもある。君が誰かのことを心配になったら、自分がどうして相手にとって、重要人物になりたいか、チェックしてみなさい。そして、悪い事が起こるのを予期することで、呪いをかけるのはやめることだ。そして、相手に最高のことが起こるように祈って上げることだ。(p.250)

金運を高める５つのコツ

１、ポジティブなキャッシュフローをつくる

２、物事を完了させる・・・人生の未完了のことは、エネルギー漏れを起こす。やっておけばよかったなと思うことは。すべて完了させておくことが肝心だ。普通の人は。人生で中途半端にやっていることが多すぎる。書いていない手紙、返していないお金や本、ちょっとした電話など、気になることは。すべて先延ばしにしてはいけない。

３、自分の持っているものをわかちあう

４、ツイているものとつきあう

５、人生をとことん楽しむ

(p.233〜234)

豊かな人生とは、自分の人生に「自由」と「心の平安」の２つがあることだ。自分の生まれてきた目的につながるとき、内なる無限のエネルギーと交換することができるようになる。君の中に眠る豊かさと幸せの源泉につながればいい。ハートをオープンにして、自分を分かち合うだけでいい。ただ、無条件に、自分を差し出す。100％自分をわかちあったとき、君は驚くべき報酬を受け取るだろう。感謝、喜び、そして経済的、人的豊かさだ。そのように生きる時、君はすべてを手に入れることができる。(p.238)

お金の器を図るのは簡単だ。その人のお金の器は、どれだけの現金を見せられて心が動くかでわかる。(p.247)

自分を知りなさい。自分の中にある痛み、偏見、傲慢さ、愛、友情など、すべてを受け入れなさい。それができて始めて、君は真の自由人になる。経済的、感情的、社会的、精神的、、、あらゆる意味で自由になる。この自由を手にした者だけが、他人を自由にすることができる。(p.257)

ビジネスをゼロから作りあげる人間は、世界中どこにいっても豊かになることができる。最初の1,000万円を自力で稼いでみなさい。楽しんでやりなさい。間違っても、がんばらないように。(p.257〜258)

人生でもっとも難しいことは、過去を受け入れることだ。過去をありのままに受け入れ、自分や周りの人、社会、歴史、すべてを許してあげることだ。すねての人が彼らなりのベストを尽くしたのだから。そして、それは是認にとって、ベストだったのだから。「過去を受け入れ、未来をしっかりと見つめ、現在を真剣に生きるのだ」(p.206)