2011/12/29

book // 人生の答えはいつも私の中にある 上

title:人生の答えはいつも私の中にある 上
author:アラン・コーエン
publish:KKベストセラーズ

自分を肯定しよう!
今の自分は完璧であり
世界が周りが自分が
「私は不完全」と幻想を抱かせているだけ
それを語っている本

自分を変えるのではなく
ありのままの今の自分を愛する(肯定する)
そこから全てがスタートする





他人に対して自分を証明しようというのは、スクリーンを撃つのと同じくらい無駄なことだ。自分の価値を知っていれば、他人にそれを確かめてもらう必要はない。また、自分の価値を認めることができないからといって、他人から認められれば自分に価値が出るわけでもない。(p.22)

自己改善しようとするのは無駄なことだ。真の自己である魂は、改善の必要がない。人生に修正が必要な箇所はあるだろうが、真の自己は何よりも深く強いものだ。あなた自身に改善できる部分があるとしたら、それは真の自己とはべつのものだ。歯並びをキレイにしたり、人前で話す技術を磨いたり、お尻を少し小さくしたりはできるだろう。でも、これらはあなたのペルソナの側面であって、あなたの真の自己ではない。真の自己には、何かを付け加えたり取り除いたりすることはできない。(p.29)

体重でも不要な習慣でもそれをやめる鍵は、自己否定ではなく、自己肯定にある。生まれ持っていた内面の素晴らしさを見つけることができれば、ダイエットでも他の自己改善法でも、成功への大きな一歩を踏み出すことができるだろう。(p.31)

将来の見返りのために現在の幸福を犠牲にしていると感じるなら、立ち止まり、自分の心の状態についてよく考えてみなさい。気持ちがそこになければ、どんなことでもする価値はない。究極の目標が実体を持ち、生き生きとしているなら、現在の行動を犠牲のように感じることはないだろう。(p.73)

いくらやってもうまくいかないことは、それ以上同じことを続けてもうまくいかない。もっと必死になるのではなく、もっと賢く取り組む必要があるだろう。(p.113)

「もし自分の本当の年齢を知らなかったら、何歳だと言いますか?」と尋ねられたら、自分は何歳だと感じますか?年齢という概念は、歴史を通じて人類を踏みにじってきた催眠術まがいの誇大広告だ。私たちが意識したり意味を与えない限り、年齢そのものには何の力もない。(p.171)

犬のマンチーの幸福の鍵は、マンチーが完全に今ここで生きていることだった。マンチーは過去や未来という感覚はなく、何が起こっていても、気持ちは完全にそこにある。マンチーは自分が何を欲しいか知っていて、それを求め、叶えられた瞬間に、それをしっかりものにしている。今を生きる天才だ。マンチーは、私がどれだけ(半日でも1ヶ月でも)家を空けていようと、いつも同じように心から迎えてくれる。長い間留守にして帰ってきても、でんと座って腕組みをして、斜にかまえて待っていることはない。そんなことより、マンチーは、ただ私に会えたことがうれしくて、それをしっかり表現してくれる。私がいないと、マンチーはたくさん他におもしろいことを見つけ出す。(p173〜174)

人間関係を良くし深める方法のひとつは、その人と関われる日が今日しかないと思うことだ。友人や家族に困惑している時には、今晩12時を過ぎたらこの人にはもう会う事がないと知ったら、自分の行動はどう変わるだろうかと尋ねてみるといい。(p.176)

私たちは、失敗することなどできないのだ。成功を遅らせることはできるし、失敗者だという自己イメージにしがみつくこともできるし、間違いを繰り返す事もできる。だが、最終的には勝利を手にして出てくるのだ。目に見える問題は解決し、私たちに残るのは天からの贈り物だけになる。(p.239)


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