会社が掲げる自由ってなんだろう
ビジネスを立ち上げるときに
従業員に対してどんな方針を立てるだろう
そういうことを考える
プライベートでは好き勝手できることだけど
ビジネスでは好き勝手やって会社をつぶしては元も子もない
ビジネスである以上
”売上−費用=利益”
この公式を考え抜いて利益を上げるのが使命だと思う
やりたいことをやるために会社を興したといっても
人を雇ったり、顧客がいる時点で、その私欲は通常意味をもたなくなる
賃金を払うために利益をあげないと、ポケットマネーが必要になる
満足させる顧客がいるなら、よりクオリティや満足度をあげるために利益から何か先行投資が必要になるかもしれない
今まで働いてきた会社でのことや
ハワード・シュルツの本(半分まで読んでいる)を読んで感じたことは
「自由にさせる」ことの定義がそれぞれ違うし
その自由主義のプラス、マイナスが分かってきた気がする
それも根底に潜んだビジョンや方針が影響を与えるのではないだろうか
会社の自由は2つに分けられると思う
1、放任主義
2、個人尊重主義
(私は個人尊重主義でビジネスをやっていきたい)
1の放任主義は
経営者の心では「従業員に口を出すのはヤダ」という想いから来ると思う
大好きな社員だからゴチャゴチャ言ったら嫌われるかも
人に教えるなんて自分にはできない!めんどくさい!
他人に構っているヒマはない
心の想いは色々だけどこんな自分大好きから来るのではないかな
放任主義は、人件費の有効活用をできていないと思う
2の個人尊重主義は
経営の中で、なくてはならない存在として扱っていると思う
費用として扱われる人件費をいかに効率的にするかは
結局、一人ひとりの働き方やアイデアにかかってくる
この事実を認め、ビジネスに活かしていくということは
方針やビジネスビジョンなどで一定の方向性を共有していないとできない
自発的に働いてくれる
こんないいアイデアが思いついた
言われたことはしっかりやる
これらの個性も、会社の進みたい方向と合致していないと厄介者になるだけだ
会社の個人がどんな個性を持っていようと尊重する気持ち
と
従業員の会社の方針を理解して自分が役立ちたいと思う気持ち
この2つが両立して初めてビジネスでの個人尊重主義が生まれると思う
そして一般に個人を尊重する=自由ということが成り立つのだ
つまり
人件費をどう扱うか「放置する」「育てる」かだと思う
人件費は「会社を育ててくれる一番の資産」である
でも、育てるといっても環境があり、人について知らないといけないことがある
いろんな本を読んで、実際の会社員経験もあって
必要なことが何かを書き記しておく
会社で働く人に必要なのは
「基礎知識+才能、頭脳」
基礎知識とは・・・社会人マナーやルール、業界話、パソコンやツールの使い方など
才能、頭脳・・・得意なこと、考える力(相手の求める事がわかる、効率的に仕事を進める)
人材の基盤をつくるのが、この基礎知識
これは「教える」ことや「見本がいる環境をつくる」ことが大切
「分からなかったら聞いてね」って言っても
分からないところが分からないというのが本音
「先輩はどうやっているんですか」「どうすれば先輩みたく速くできますか」
こういう身近に見本がいることで基礎知識を身につける速度が速くなる
この基礎知識があってこそ
得意なことをさらに良くできるチャンスが生まれる
どういう流れで仕事を進めているか、私はここでこんなことをしたら効率的だ
他の人より、私はこれが得意だから、あの人にはこの仕事をやってもらいたい
などの創意工夫が生まれる
ビジネスにとっての命題である利益を上げること
売上をあげる OR 費用をさげる
手っ取り早いのが費用をさげること
そして、さらに手をつけやすいのが人件費
一人がより早い仕事ができる環境をつくることで追加費用は必要なくなる
このことを常に頭に入れていきたい
No comments:
Post a Comment